システムの操作方法について



1. 電子くじとは
 電子入札の実施において、予定価格内で落札者となるべき同価の入札をした者が複数存在する場合、システムが自動的に落札者を決定する仕組みです。

2. 電子くじの仕組み
 電子入札システムでは、入札参加者の意思で入力したくじ番号、入札書が電子入札システムに到達した時間、および入札書を入れた順番を基に落札者を決定します。

3. 電子くじの手順(システム仕様)
 ※説明文の中の○数字()記号は、下記の表「電子くじの事例」の中の番号を表しています。
電子入札対象案件において、入札参加者は入札書提出時に任意の3桁の数字を入札書の「くじ番号」欄に入力します。(入力必須)

「@くじ番号」と「(a)入札書受信日時のミリ秒」の「(b)合計値」を「(c)確定くじ番号」とします。(「(b)合計値」が4桁になる場合は、下3桁を「(c)確定くじ番号」とします)

開札時に、最低価格の入札者が複数いた場合、それらの入札者に、入札書の到達した順に、0,1,2・・と番号を割り当てます。

次の数式で得られた余りの数字を「当選者番号」とします。

 くじの対象となった入札者の「A(c)確定くじ番号」の和÷ くじの対象となった入札者数

「B入札書到着順」と「C当選者番号」が一致した入札者が「落札候補者」となります。
下記の表「電子くじの事例」では、入札者Cが落札候補者となります。

また、事後審査を行う入札方式で、審査を行う順番を決めるために電子くじを実施した場合は、落札候補者を先頭に「B入札書到着順」に審査順位を決定します。
例:入札者Cが「落札候補者」となっている為、入札者Cが1位となり、入札者Cの「(a)入札書受信日時」である「H24.4.9 15:10:01-200」の次に入札書を提出してきた入札者D((a)入札書受信日時 : H24.4.10 10:30:45-150)が2位となり、以降は「(a)入札書受信日時」の順番となります。

(表)電子くじの事例
入札者A 入札者B 入札者C 入札者D
@くじ番号 123 456 010 001
2 (a)入札書受信日時 H24.4.9
12:01:00-890
H24.4.9
12:01:00-000
H24.4.9
15:10:01-200
H24.4.10
10:30:45-150
  (b)合計値 1013(123+890) 456(456+000) 210(010+200) 151(001+150)
  (c)確定くじ番号 013 456 210 151
B入札書到着順 1 0 2 3
C当選者番号 830(013+456+210+151)÷ 4業者 = 207、余り2
D落札候補者 落札候補者
E審査順位 4 3 1 2


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